「ユーサポ」が「夜間頻尿診療ガイドライン[第2版]」に掲載
~過活動膀胱の患者さんの食生活をサポート~
株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武、証券コード:4438、以下「Welby」)は、アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:安川健司、以下「アステラス製薬」)と共同開発したスマートフォンアプリ「ユーサポ」が「夜間頻尿診療ガイドライン[第2版]編集:日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会」に掲載されたことをお知らせします。
「ユーサポ」は、過活動膀胱(OAB)患者さんの食生活改善をサポートすることを目的に、2020年3月にリリースされ、Welbyが運営、アステラス製薬が提供しています。
スマートフォンのカメラで食事を撮影すると、画像解析によりメニューを自動判定する機能、フリーワード検索によりメニューを選択し登録することも可能です。記録した内容を元にアプリから送られる食事改善のアドバイスの実践をすると目標の達成状況を確認することが可能です。
OABは、「我慢できないような尿意が起こる(尿意切迫感)」、「トイレが近い(頻尿)、夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)」、「我慢できずに尿が漏れてしまう(切迫性尿失禁)」などの症状を総称した疾患です。
「夜間頻尿」は、「夜間に排尿のために1回以上起きなければならない」という症状を指します。「夜間頻尿」は、加齢とともに増加し、睡眠への障害、高齢者の転倒のリスクの原因となることから、患者さんのQOL(生活の質)低下に強く関連しているとされています。
今回掲載された、「夜間頻尿診療ガイドライン[第2版]」では、夜間多尿を伴う夜間頻尿患者さんに対する塩分制限の推奨について新たにCQが作成されました。「ユーサポ」は「食生活の改善サポート」が期待できるスマートフォンアプリです。
「ユーサポ」は、OAB患者さんの「生活習慣改善をサポート」するため、食事の画像解析、改善アドバイスに加え、症状チェックや尿検査からの塩分推計などの把握、OABに関する情報等を提供しています。
■「ユーサポ」の主な機能
● 食事画像の解析
食事の写真をスマートフォンで撮影することで、その食事のメニューをアプリが画像解析します。
● 食事の改善アドバイスの提供
登録した写真を元に、あなたの食生活における改善アドバイスを提供します。
● 実践結果を記録する(改善アドバイス実践記録)
食事の改善アドバイスを実践できたかどうか、記録するための機能です。食事の他に、服薬の記録もできます。
● 食事履歴
3日間で記録した、各食事の「塩分・カフェイン・アルコール」の摂取量、写真(写真を登録した場合のみ)を振り返ることができます。
● チェック履歴
「実践結果を記録する」で記録した内容を振り返ることができます。
● あなたの食生活のポイント
3日間の食事記録から見えた、あなたの食生活における傾向をコメントでお知らせします。
● 症状チェック
かんたんな質問に回答することで、ご自身の状態を客観的に知ることができます。
● 尿検査値からの塩分推計
尿検査値から、推定塩分摂取量を計算することができます。通院時に尿検査を行った際に、ご利用ください。
● 過活動膀胱について
過活動膀胱に関する情報へアクセスすることができます。
■利用方法
スマートフォンでApp Store またはGoogle Play にアクセスし、「ユーサポ」と検索するか、下記アドレスにアクセスして、ダウンロードしてください。
【iOS 版】https://apps.apple.com/jp/app/id1488067443
【Android 版】https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.welby.yousupp&hl=ja
◇アステラス製薬株式会社について
アステラス製薬は、東京に本社を置き、「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げる製薬企業です。アステラス製薬の詳細については、https://www.astellas.com/jp/をご覧ください。
◇株式会社Welby(ウェルビー)について
Welbyは、2011年からPHR(Personal Health Record)サービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。提供するPHRサービスの一つ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、Welbyが運営するPHRサービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。また様々な疾患領域におけるPHRサービスの実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。
●代表者 :代表取締役 比木 武(ひき たける)
●本社所在地:東京都中央区日本橋本町2-7-1 野村不動産日本橋本町ビル3階
●設立年月 :2011年9月
●事業内容 :患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用
●URL :https://welby.jp/
◇報道関係 お問合せ窓口
●株式会社Welby 広報担当:山岸
●電話番号 :050-5236-4580
●メールアドレス:pr@welby.jp