NEWS
2021/02/10
プレスリリース

Welby、徳島大学と AI を活用した糖尿病自己管理支援システムの共同研究を開始
~ 糖尿病患者一人ひとりに最適化されたメッセージによる行動変容等を実現へ ~

株式会社 Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武、以下 Welby)は、徳島大学先端酵素学研究所(糖尿病臨床・研究開発センター:松久宗英教授)と、AI 技術を活用した糖尿病自己管理支援システムに関して、共同研究契約を締結したことをお知らせします。
本システムが実現することで、糖尿病患者さんは、医療従事者を介さず、患者自身のバイタルや活動状況に合わせた励ましメッセージや行動に関するアドバイスを受け取ることができます。患者さんの行動変容により、糖代謝管理及び体重の改善が期待されることはもとより、医療資源の最適化や、データを活用した地域医療連携が促進されることも期待されます。

Welby と徳島大学糖尿病臨床・研究開発センターは、2015 年から現在まで、Welby が提供するPHR(Personal Health Record)と、電子カルテなどの医療情報を共有する基盤である EHR(Electronic Health Record)との連携および実証事業や、それらに蓄積されたデータをもとに、行動変容支援情報をアウトプットする AI のアルゴリズムの共同開発等に取り組んでまいりました。これらの取り組みを発展させる形で、この度、新たに共同研究契約を締結します。
この度の新たな共同研究では、Welby が従来提供している PHR サービス「電子糖尿病ダイアリー」と徳島県で展開する ICT 医療連携基盤に、PHR と EHR の統合データ、独自 AI、スマートスピーカーおよびチャットボットを用いて糖尿病患者ごとに個別最適化されたメッセージを発信する仕組みを構築し、実証実験を行う予定です。

当共同研究を主幹する徳島大学糖尿病臨床・研究開発センターの松久宗英教授は、次のように述べています。
「PHR と EHR の連携推進が国の方針として掲げられており、この度の共同研究ではそれを加速させるものにしたいと考えております。PHR、EHR 連携による生活習慣病の重症化予防への貢献、さらにはこれらのデータを活用しながら治療を行うことの社会的な意義の証明ができることを期待しています。」

◇株式会社 Welby について
Welby は、2011 年から PHR(Personal Health Record)サービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。
提供する PHR サービスの一つ「Welby マイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、Welby が運営する PHR サービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域で PHR サービスを提供しています。
また様々な疾患領域における PHR サービスの実績と ID・DB 基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PRO を活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PRO の収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。

●社名    :株式会社 Welby(証券コード:4438)
●代表者   :代表取締役 比木 武(ひき たける)
●本社所在地 :東京都中央区日本橋本町 2-7-1 野村不動産日本橋本町ビル 3 階
●設立年月  :2011 年 9 月
●事業内容  :患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用
●URL   :https://welby.jp/

◇報道関係 お問合せ窓口
●株式会社Welby 広報担当:pr@welby.jp

Cookie Policy
このサイトでは、サイトの利便性向上のためにCookieを利用します。 サイトの閲覧を続行されるには、Cookieの使用にご同意いただきますようお願いします。 プライバシーポリシー
拒否 同意して続行