【調査レポート】コロナ禍における抗インフルエンザ治療薬の服薬方法等に関する意識調査 ~医師の過半数が感染防止を目的に、吸入薬から別剤形への変更を検討~
株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武、以下Welby)は、医療関係者および患者の治療支援を目的に内科医、薬剤師の各医療従事者と、インフルエンザウイルス急性感染症(以下、インフルエンザ)の既往者を対象とし、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染拡大防止が求められる現在における、抗インフルエンザウイルス薬(以下、インフルエンザ薬)の剤型・薬剤選択に関する意識調査をおこないましたので、お知らせ致します。
調査結果のサマリー
① 診察・服薬指導における新型コロナへの感染不安について、内科医の72.5%、薬剤師の69.5%が「不安」「どちらかというと不安」と回答。
② 感染拡大防止の観点で、内科医の50.5%が吸入薬から経口薬へ変更することを検討していることが分かった。また服薬指導においては、薬剤師の51.4%が、吸入薬に関する服薬指導に懸念を有していることが分かった。
- 吸入指導をしなくてよい薬に変更した。
- 吸入薬は以前薬剤師が指導して院内で吸入してもらっていたが、それがなくなり、内服薬を処方するように病院の方針となっている
- 経口の方が楽に内服可能。
- 内服が最もコンプライアンス高い
- 喘息なのでの新規吸入薬が開始の場合は、説明文だけでなくデモ器を使う為、その際マスクを外す患者様もいるのではないか不安があります
- 実際にその場で吸入してもらうことはなくなった。
③ 薬剤師が新型コロナ感染リスク低下のために医師へ協力してほしい対策として、「処方日数の拡大(46.0%)」、「患者さんへの感染予防策の指導(41.3%)」、「オンライン・電話服薬指導のご案内(37.6%)」、「服薬指導時の感染予防を考慮した剤形変更(36.2%)」 が上位に並ぶ。
④ 薬の処方について、半数以上が形状問わず医師の指導に沿った処方、もしくはお薬の処方に関する希望はないと回答している。
◇株式会社 Welby について
Welby は、2011 年から PHR(Personal Health Record)サービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。
提供する PHR サービスの一つ「Welby マイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、Welby が運営する PHR サービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域で PHR サービスを提供しています。
また様々な疾患領域における PHR サービスの実績と ID・DB 基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PRO を活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PRO の収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。
●社名 :株式会社 Welby(証券コード:4438)
●代表者 :代表取締役 比木 武(ひき たける)
●本社所在地 :東京都中央区日本橋本町 2-7-1 野村不動産日本橋本町ビル 3 階
●設立年月 :2011 年 9 月
●事業内容 :患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用
●URL :https://welby.jp/
◇報道関係 お問合せ窓口
●株式会社Welby 広報担当:pr@welby.jp