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2019/09/05
イベント

【アフラック生命保険・Welby共催】Patient Centric Seminar 2019 Autumn-Patient Support Programが変える・実現する、「患者中心のがん治療」-を開催致します

日本人の2人に1人が生涯においてがんを経験する社会となり、がん患者さんおよびご家族に対する、罹患前~治療後の長きにわたる「がんとともに生きる」人生を、医療/社会生活の広範な視点で支援できるサービスのニーズは高くなってきております。このうち、「治療」の局面についてみても、複雑性・不確実性の増す現代のがん治療において、患者さん-医療者の間に存在する様々なギャップ(疾患・治療の理解、症状・経過認識、コミュニケーション)が、「あるべき患者中心のがん治療」を実現するためのハードルになっております。

本セミナーでは、こうしたギャップとその対策について、患者さん、実臨床の医師、がん患者さんをめぐる様々な企業の立場から、実態と求める理想像について論じていただきます。

お申し込み

参加をご希望の場合は下記ページよりお願い致します。

※お問い合わせフォームが開けない場合は、下記お問い合わせ先まで「会社名」「部署名」「お名前」「お電話番号」「メールアドレス」を明記の上ご連絡ください。

<お問い合わせ先>

株式会社Welby・セミナー事務局 川邊

Email: seminar@welby.jp

電話:03-6206-2937

プログラム

1.スタートアップとの連携を活用したPatient Journeyを通じての患者さん支援の取組み

アフラックでは「生きるを創る」企業への飛躍を目指して新たな試みを進めており、その一環として2019年2月に日本においてコーポレートベンチャーキャピタルであるアフラック・イノベーション・パートナーズを設立しました。最も力を入れているのががん患者さんへの支援の取組みです。がん患者さんに寄り添う支援を行うべく、がんに罹患する前の予防から、早期介入、治療に入って以降とPatient Journeyを通じて先進的な技術やサービスの開発に取組むスタートップ企業等と広く連携して、それら技術やサービスを必要とする方々にいち早く届けるための活動に取組んでいます。今回は、これまでの活動と今後の方向性についてお話させて頂きます。

演者:清藤 利郎 氏

大学院で分子生物学を専攻し紙資源のリサイクルを念頭に木材高分解能を持つハイパーきのこの開発に取組んだ後、外資製薬企業の臨床開発部門にてがん、呼吸器等の領域の開発業務に従事。その後バイオマテリアルを医療機器として開発するバイオベンチャーにおいて欧州での製品開発業務を経て、スタートアップに対して事業化支援を広く行うSBIインベストメントにてライフサイエンス/メディカル分野の支援を担当。手術支援ロボット、中性子線治療、光免疫療法、遺伝子治療、早期スクリーニング、術中診断薬等のがん診断/治療に係る技術を含む各種製品化の支援に携わり、2019年6月よりアフラック・イノベーション・パートナーズに参画し現職。

2.Patient Journeyを考え、支える

部位や進行の度合いによる差はありますが、がんが慢性疾患として取り扱われるようになってから、治療中の副作用管理のみならず、自分が受けた治療の内容を理解することが、治療後の中長期フォローアップには欠かせない情報となってきています。中でも特に小児や若い世代においては、治療が及ぼす晩期後遺症や二次がん、循環器機能への影響などのエビデンスが明確になることにより、自らの治療を知ることが、治療後の健康管理や人生の質を高めるためにも必要です。人生百年時代を迎えたいま、データを用いた治療中、そして、治療後の健康管理に対して、私たち患者はどのような期待を寄せているのかについて、皆さんにお伝えし、議論を深めたいと思っています。

演者:桜井 なおみ 氏

東京生まれ。大学で都市計画を学んだ後、卒業後はコンサルティング会社にてまちづくりや環境学習などの仕事に従事。2004年にがん罹患後は、働き盛りで罹患した自らのがん経験や社会経験を活かし、小児がんを含めた患者・家族の支援活動を開始、現在に至る。一般社団法人CSRプロジェクト代表理事、キャンサーソリューションズ㈱代表取締役社長として活動。技術士(建設部門)、産業カウンセラー。

【公務】

・第5期厚生労働省がん対策推進協議会委員

・元厚生労働省「がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討会」構成員

・厚生労働省がん等における緩和ケアの更なる推進に関する検討会構成員

・首都大学東京認定看護師教育課程非常勤講師

・愛知県立大学看護実践センター非常勤講師 など

【受賞】

第21回人間力大賞会頭特別賞受賞、社会イノベーター公志園2012結晶大会出場。

【著書】

共著書として、「あのひとががんになったら(中央公論社)」、「がんと一緒に働こう(合同出版)」、「がん経験者のための就活BOOK(合同出版)」、「希望の言葉を贈り合おう(静流出版)」、「薬学ヒューマニズム(羊土社)」「がん放射線治療(学研)」など多数。

3.実臨床におけるPatient Engagement強化に向けた課題

患者さんと医療者の間の様々なギャップ(患者さんの疾患・治療の知識・理解、症状・経過認識、コミュニケーション)が、「あるべき患者中心のがん治療」を実現する上でハードルになっています。こうしたギャップについて、臨床現場からの課題感、演者の日頃からの取り組み、ギャップを埋めてPatient Engagementを強めることの意義、等についてお話しします。

演者:中村 清吾 教授

1982年 千葉大医学部卒業。

同年より、聖路加国際病院外科にて研修

1997年 M.D.アンダーソン癌センターほかにて研修

2003年 聖路加国際病院外科医長

2005年 同ブレストセンター長

2010年 昭和大学医学部乳腺外科教授、昭和大学病院ブレストセンター長

現在に至る。

日本外科学会理事、日本乳癌学会監事、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会監事、日本乳腺甲状腺超音波医学会(JABTS)顧問、一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構理事長。

4.がん治療患者さんのPRO可視化と治療アウトカム最大化への挑戦

2017年のASCOで、デジタルツールによるPROの可視化がOSを5.2か月延長したという衝撃的な発表がありました。2019年12月、Welbyは日本でこのエビデンスを日本で実現するために、新サービス"Welby マイカルテ for Oncology"をローンチします。本サービスが、がん治療における患者さん-医療者のギャップをいかに埋め、新たな患者体験を提供して、治療アウトカム最大化にチャレンジするのか、さらに、そこから得られるRWDにどんな可能性が秘められているのか、紹介いたします。

演者:五百川 彰仁

株式会社Welby(執行役員/疾患ソリューション事業部 事業長)。2009年、東京薬科大学薬学部卒業後、薬剤師国家資格を取得。エーザイ株式会社で医薬品情報担当(MR)として、認知症・消化器・骨代謝・関節リウマチ・オンコロジー製品等を担当。その後、人事コンサルティング会社を経て株式会社エス・エム・エスに2014年1月に入社。薬剤師を対象とした主に製薬企業のマーケティング支援の新規事業開発に従事。2015年9月よりWelbyに参画し、生活習慣病、統合失調症、パーキンソン病、関節リウマチなど広範な領域の患者さん向けPHRサービスの企画・開発を主導したほか、心房細動やオンコロジー、希少疾患領域での臨床研究案件をリード。2018年1月執行役員・疾患ソリューション事業部 事業長に就任し、製薬企業等と協働して広範な疾患領域でのPHRサービス開発を指揮している。また、患者とのコミュニケーション理解のために保険薬局で薬剤師としても活動した経験をもつ。

開催概要

【日時】2019年10月8日(火)15:00~17:20 (受付開始14:30)

【会場】エッサム神田ホール2号館3階 (東京都千代田区内神田3-24-5)

JR「神田」駅徒歩約2分

※従来(東京・恵比寿)のPatient Centric Seminarと会場が異なりますのでご注意ください。

【費用】無料 ※定員超過などお申し込み状況により、受付を終了させて頂く場合があります。

タイムテーブル

15:00 開演

15:05~15:35 講演① スタートアップとの連携を活用したPatient Journeyを通じての患者さん支援の取組み:清藤氏

15:35~16:05 講演② Patient Journeyを考え、支える:桜井氏

16:05~16:15 休憩

16:15~16:45 講演③ 実臨床におけるPatient Engagement強化に向けた課題:中村教授

16:45~17:15 講演④ がん治療患者さんのPRO可視化と治療アウトカム最大化への挑戦:五百川

17:15 閉会の辞

(講演の順番は変更になる可能性がございます。お申し込み済みの方には変更の際にご連絡差し上げます。)

お申し込み

参加をご希望の場合は下記ページよりお願い致します。

※ご参加は原則、製薬会社様、医療機器メーカー様に在職の方とさせて頂いております。

※プログラムの内容は変更となる場合があります。

※定員超過などお申し込み状況により、受付を終了させて頂く場合があります。

※お申し込みフォームで入力頂いた個人情報は本セミナー参加の受付、当日の出席確認のために使用させて頂きます。

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