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2018/04/26
プレスリリース

臨床研究向け新サービス「Welby RWEソリューション」提供開始

病気と向き合う人々の健康管理を支援する株式会社ウェルビー(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武、以下、ウェルビー)は、本日より臨床研究領域を対象としたPRO(Patient Reported Outcome、以下PRO)エビデンス創出ソリューション「Welby Real World Evidence(RWE)ソリューション」の提供を開始しました。様々な疾患領域で患者さんの治療を支援するPHR(Personal Health Record、以下PHR)サービスを提供してきたソリューション開発の実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システム開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携してサービスを提供します。また、ウェルビーはメディデータ・ソリューションズ株式会社が臨床試験アプリの構築企業として認めるアジア唯一のApp Connect Partnerであり、Medidata Clinical Cloudで稼働するカスタムアプリの開発も可能です。

臨床試験では被験者の客観的なデータとともに、医療者によるアウトカム評価だけではなく患者自身による主観的評価であるPROの重要性が認識されてきました(FDA Guidance for Industry 2006※1など)。そのような環境下では益々PHR/PROによるエビデンス創出へのニーズも高まると考えられるため、ウェルビーでは新サービスとして「Welby RWE ソリューション」の提供を開始いたしました。PHR/PROの調査・企画、体制構築、システム開発まで各フェーズのニーズに応じたソリューションを提供します。

ウェルビーはこれまでに、生活習慣病をはじめとしてオンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患等、様々な疾患領域で患者向け治療支援デジタルサービスを開発・提供してきました。サービス提供を拡げていく中で製薬企業をはじめ、医療従事者の方々からも研究目的でPHR/PROを収集するツールに関するお問い合わせを多くいただくようになり、昨年より臨床研究領域で複数のプロジェクトをすでに開始しております。臨床研究領域での患者中心医療を実現するエビデンス創出を支援すべく、臨床研究領域事業を強化し、血圧計、体組成計、ウェアラブルデバイス等の測定機器からのデータ収集技術と多種多様なサービス提供の実績に基づき、被験者の日常生活に負荷なく継続的にデータを収集できるePROのシステム「Welby Smart-PRO」もあわせて提供します。

ウェルビーは、生活習慣病をはじめとする様々な慢性疾患における患者向けPHRサービス開発、運営の実績を活かし、これからも患者さんの積極的な治療の参加と医療関係者をサポートすべく、貢献したいと考えております。

1.Guidance for Industry Patient-Reported Outcome Measures: Use in Medical Product Development to Support Labeling Claims

http://www.fda.gov/downloads/Drugs/GuidanceComplianceRegulatoryInformation/Guidances/UCM193282.pdf

●社名 : 株式会社ウェルビー

●代表者 : 代表取締役 比木 武(ひき たける)

●本社所在地 : 東京都中央区日本橋本町3-8-3 東硝ビル5階

●設立年月日 : 2011 年9月

●事業内容 : 患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用

●URL : https://welby.jp/

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