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2018/12/10
プレスリリース

徳島大学と、AI技術を活用した個別化糖尿病自己管理支援システムの共同研究に関する契約を締結―QOL向上、医療費削減を目指す―

総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の重点領域型研究開発として採択された徳島大学先端酵素学研究所糖尿病臨床・研究開発センター(センター長:松久宗英教授)の研究に関して、株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武、以下Welby)は、徳島大学と共同研究に関する契約を締結したことをお知らせします。

Welbyと徳島大学先端酵素学研究所糖尿病臨床・研究開発センターは、2015年から当社が提供するPHR(Personal Health Record)と、電子カルテなどの医療情報を共有する基盤であるEHR(Electronic Health Record)との連携について研究を続けています。2016年度の研究においては、糖尿病用PHR(電子糖尿病ダイアリー)による血糖管理及び自己管理支援を実施し、デジタルツールによる2型糖尿病患者の病態改善において従来の紙の手帳と比べて非劣勢である成果が確認されています。

これらの取り組みに続き、2018年度及び2019年度では、Welbyが従来提供しているIoT技術を用いた自己管理支援への取り組み、及びPHRのプラットフォームとEHRを統合し、行動変容支援情報をアウトプットするAIのアルゴリズムを共同開発します。

本システムを活用した糖尿病療養をおこなうことで、年齢やICTリテラシーにかかわらず幅広く多くの糖尿病患者の糖代謝管理及び体重の改善が期待できます。最終的には、糖尿病合併症の予防を達成することで、本人のQOL向上、医療費の削減につなげることをめざします。

Welbyでは本研究を通して更なる糖尿病領域での療養指導の支援を強化していくとともに、高血圧症等の糖尿病以外の疾患領域にも応用していきます。

◇株式会社Welbyについて

Welbyは、2011年からPHRサービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。提供するPHRサービスの一つ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、Welbyが運営するPHRサービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。また様々な疾患領域におけるPHRサービスの実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。Welbyは今後も「Empower the Patients」をビジョンに、患者さん中心の医療を実現すべく、日本のPHRサービスをリードしていきます。

●社名:株式会社Welby

●代表者:代表取締役 比木 武(ひき たける)

●本社所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 東硝ビル5階

●設立年月日:2011年9月

●事業内容:患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用

●URL:https://welby.jp/

◇お問い合わせ窓口

●株式会社Welby 広報担当:鈴木・豊島

●電話番号:03-6206-2937

●メールアドレス:pr@welby.jp

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