がん患者治療サポートサービス「マイカルテ ONC」を 12月に正式リリース決定
病気と向き合う人々の健康管理を支援する株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木 武、証券コード:4438、以下「Welby」)は、がん患者さん向け治療サポートサービス「マイカルテ ONC」が2019年12月に正式にリリースすることをお知らせします。
がんの治療においては、患者さんが本当に必要なタイミングで必要な情報にアクセスできない、主観的症状が医師に正しく伝わっていない、医師が患者教育・症状把握に使える時間が限られるなど、医師・患者間に知識やコミュニケーションのGAPがあることにより治療Outcomeが最大化されていないという課題が指摘されています。
「マイカルテ ONC」は、そうした課題を解決するための、がん治療中の患者さんの症状の見える化と自己管理、情報提供、医師とのコミュニケーションを支援するサービスです。患者さんはスマートフォン上において無償で提供されるアプリを通して日常の症状や服薬状況を記録します。あわせて、本サービスと連携した医療機関への通院時の検査値データなども患者さんのIDに紐づいて記録されていきます。そうして記録された情報をもとに患者さんに対して服薬リマインドや、がん種や症状に応じて最適化された情報提供(例:疾患理解、副作用の解説・対処法、医師とのコミュニケーションの仕方等)が行われます。こうした機能を通じて、患者さんの疾患に対する理解を高め、医師とのコミュニケーションを円滑にすることにより、患者さんの治療効果が高まることが期待されます。
本サービスは当社が開発、運営を担うプラットフォームをベースに、各製薬会社の参画を得て様々なサービスを展開する予定です。製薬会社にとっては、自社が提供する薬剤の使用に伴う患者さんの症状チェック及び適正使用や副作用に関する情報提供を実現できるなど、患者さんとのコミュニケーションを通じて自社の医薬品のポテンシャルを最大限に実現させることが期待できます。本サービスのリリースに際して、すでに大手製薬企業複数社が当社のプラットフォームへの参画を決めており、夏には、第1号としてニボルマブ(オプジーボ)に関する聖マリアンナ医科大学での臨床研究にて先行して採用されております。また、本サービスの普及に向けて、今後製薬企業以外の医療関連企業、保険会社、その他事業会社など様々なパートナーとの連携も進めてまいります。
Welbyは今後も「Empower the Patients」をビジョンに、患者さん中心の医療を実現すべく、日本のPHR(Personal Health Record)サービスをリードしていきます。
「マイカルテ ONC」のサービスイメージ
◇株式会社Welbyについて
Welbyは、2011年からPHR(Personal Health Record)サービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。提供するPHRサービスの一つ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、Welbyが運営するPHRサービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。また様々な疾患領域におけるPHRサービスの実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。
社名 :株式会社Welby(証券コード:4438)
代表者 :代表取締役 比木 武(ひき たける)
本社所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 東硝ビル5階
※11月5日(火)より東京都中央区日本橋本町2-7-1 野村不動産日本橋本町ビル3階 に移転します。
設立年月 :2011 年9月
事業内容 :患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用
URL :https://welby.jp/
◇本件に関する問い合わせ先
株式会社Welby 広報担当:平山
電話番号 : 03-6206-2937
メールアドレス: pr@welby.jp