塩野義製薬「がん患者アプリ」にWelbyサービスが採用 ーがん患者の緩和ケアプログラム「つらさ軽減プロジェクト」での コミュニケーションツールを、2015年夏リリース予定ー
病気と向き合う人々の健康管理を支援する株式会社ウェルビー(本社:東京都千代田区、 代表取締役:比木武、以下ウェルビー)は、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:手代木功、以下塩野義製薬)の進める、がん患者向け緩和ケアプログラム「つらさ軽減プロジェクト」における患者さま・ご家族・医療従事者向けのコミュニケーションを活性化させるためのツールとして、スマートフォン対応のアプリに採用されました。
塩野義製薬は、がん患者の「つらさ※1」をトータルで捉え、つらさの撲滅を目指して、患者さまのご家族や医療従事者が連携しながら患者さまをサポートする緩和ケアプログラム「つらさ軽減プロジェクト」を2015年度より本格的に展開します。
塩野義製薬の東京支店に創設したがん疼痛克服推進室・疼痛治療推進グループにおいて、啓発資材の開発などを通して、患者様には「つらさをすべて伝えて下さい」、ご家族には「患者さまのつらさを理解し、ご家族からも伝えるサポートをして下さい」、医療従事者の方には「つらさが起こりうることを事前説明して下さい。そして、そのつらさに対処できることを患者さまに伝えて下さい。」というメッセージを発信していきます。
ウェルビーは、塩野義製薬の「つらさ軽減プロジェクト」における、患者さま・ご家族・医療従事者のコミュニケーションを活性化させるツールとして、スマートフォン向け「つたえるアプリ」でのプラットフォームに採用されました。2015年7月中旬よりリリース(予定)のこちらのアプリでは、患者さまががん治療における状況をスマートフォンを通じて記録し、これまで伝わりにくかったとりわけ在宅時の患者さまの状況・つらさが医療従事者・ご家族に共有できます。こうした記録内容・履歴は、ウェルビー社のクラウドサーバに随時保存され管理されることとなります。
※1:がんや治療に伴う痛みや苦痛などの「身体的なつらさ」、不安やいらだち、うつ状態といった「精神・心理的なつらさ」、経済的な問題や仕事や家庭の悩みといった「社会的なつらさ」、そして、死への恐怖や自責の念などの「スピリチュアルなつらさ」が含まれます。
【会社情報】
◇株式会社ウェルビーについて
糖尿病・高血圧症など慢性疾患の自己管理を目的に、日々の食事の内容やカロリー、血圧や血糖値などを記録して、生活習慣のログをつけることで病気の治療に役立てるクラウドサービス「Welby(ウェルビー)」を2011年から展開。疾患治療の自己管理の項目ごとに開発された「Welbyモバイルアプリ」、患者が家族・医療従事者と自己管理記録を共有できる「Welbyシェア」、データの閲覧表示・印刷が可能な「Welbyマイカルテ」を提供し、患者による主体的な疾患治療・管理をサポートしています。現在はさらに対象疾患を拡大し、慢性疾患分野における治療・自己管理のための総合的なデジタルプラットフォームを企画・開発・運営しています。
◇代表取締役 比木武(ひき たける)プロフィール
1996年、 同志社大学法学部卒業後、住友商事株式会社に入社。米国ハイテクベンチャー 企業の日本進出の共同事業を担当し、シリコンバレーのIT企業の日本マーケット向け事業 開発、商品開発、プロモーションを行う。同社退職後、2005年より米国ヴァージニア大学MBAにてMBA取得。2007年より、楽天株式会社にて、経営企画、事業戦略や組織改革の業務に 従事。2008年、医療従事者向けのOnline Community「メドピア」の立ち上げに参画(2014年 マザーズ上場)。2011年よりWelbyを創業し共同代表に就任。
●社名 :株式会社ウェルビー
●代表者 :代表取締役 比木武(ひき たける)
●本社所在地:〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-1
●設立年月日:2011 年9月
●事業内容 :医療関連オンライン・ソリューションサービス
●URL : https://welby.jp/
【お問い合わせ】
●株式会社ウェルビー 企画グループ(広報・PR担当):芳賀麻希子
●電話番号:03-6261-3525
●メールアドレス:makiko.haga@welby.jp