日経産業新聞に病院の電子カルテと個人の健康情報をデータベース化する当社の取り組みが紹介されました。
本日(2015年1月28日)日経産業新聞19面に、患者さんの検査情報及び健康情報を一元管理するシステム開発の取り組みが紹介されました。
病院での検査データと日常の家庭での記録を一元化して管理することで、より自己管理に役に立つシステムの提供に取り組んでいきます。今後は、徳島大学糖尿病臨床・研究開発センターとともに、共同でシステム開発と利用を進めていく予定にしております。
【以下、日経産業新聞より一部抜粋】
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健康管理支援のウェルビー(東京・千代田、比木武社長)は中核病院が持つ患者の検査データと患者の日頃の健康情報を一元管理できるシステムの開発に着手した。患者が通院している地域の診療所向けにシステムを使ったサービスを提供、担当医が食事や服薬指導などを的確に実施できるようにする。まず夏から徳島大学糖尿病臨床・研究開発センターと試験的なサービスの開始を予定し、2016年にも事業化する。
検査データはすでに病院が導入している電子カルテの情報を利用する。各病院が持つ患者の検査データをウェルビーがデータベース化、ここに診療所がアクセスできるようにする。
データベースには患者側の日ごろの健康情報も加える。診療所が抱える患者にウェルビーの専用アプリ(応用ソフト)をダウンロードしてもらう。スマートフォン(スマホ)などを使って、体重や血圧、血糖値、運動量などを入力してもらうと自動的にデータベース化される仕組みだ。
このデータベースを活用すれば、地域の診療所などが中核病院の検査データを基に患者の健康指導を実施できるようになる。毎日の体調を管理しながら目標値に近づいているかどうかを確認、改善が進んでいないなら指導方法を柔軟に変更することなども可能になる。
データベースの利用料金は現在、未定としているが、月5万〜10万程度を目指す。
まず、夏から試験的に徳島大学糖尿病臨床・研究開発センターの患者40人を対象に検査結果のデータベース化を始める考え。これに日ごろの健康情報を患者に入力してもらい半年程度をかけてい有用性をチェックする作業を進める。
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出典:「診療所向けデータベース ウェルビー 一元管理システム」日経産業新聞 2015年1月28日 日刊 19面.