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2024/10/03
お知らせ

Welby、PHRを用いたレジストリ研究でITヘルスケア学会学術大会にて「研究奨励賞」を受賞

株式会社Welby(代表取締役:比木武・山本武、東京都中央区、以下Welby)は、2022年に締結した国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、東京都中央区)との共同研究の一貫として、がん患者さん向けのPHRアプリ「WelbyマイカルテONC」を用いたレジストリ研究を2024年4月から実施しております。
この度、第17回ITヘルスケア学会年次学術大会(大会長 木暮 祐一:名桜大学人間健康学部健康情報学科 教授)にて、本研究についての演題「Trial in Progress: がん日常診療におけるPHRアプリによる症状管理とモニタリングのための多施設共同レジストリ研究が研究奨励賞を受賞しましたので、お知らせいたします。

PHR(Personal Health Record:パーソナルヘルスレコード)をがん診療で利活用することについては、国内外のエビデンスが蓄積されてきており、がん患者さんに対するデジタルモニタリングの有用性が示されています。しかし、臨床試験ではない実臨床の環境におけるPHRの実施可能性や有用性を示す国内データは不足しているのが現状です。

Welbyは国立がん研究センターとの共同研究として、実臨床においてがん患者さんにPHRを活用していただいている医療機関をつなぐ「オンコロジーPHRコンソーシアム」を立ち上げ、PHRの実臨床における活用に関して、国内発のエビデンスを構築すべく、2024年4月よりコンソーシアム参加の4医療機関と共同で「がん日常診療におけるPHRアプリによる症状管理とモニタリングのためのレジストリー研究(UMIN-CTR ID: UMIN000051589)」を実施しています。

この研究の目的やPHRの可能性・有用性などを学術的に発信することを目的として、第17回ITヘルスケア学会年次学術大会にTrial in Progressという形で演題を応募し、口頭発表として採択され、この度「研究奨励賞」をいただきました。

■本研究の概要と期待される成果 についてはこちらを御覧ください(過去リリース)。
Welby、国立がん研究センターらと 実臨床におけるPHR利活用の実現可能性について検証する レジストリ研究を開始
〜ITヘルスケア学会にて、その展望を口頭発表~

https://welby.jp/category/news/240806101000.html

本研究は、リアルワールドデータ活用が注目される中、多施設共同でがんの実臨床におけるデータを収集する点で、今後の展望に大きな期待が寄せられています。
まずは5年間で500例の集積を目標としていますが、この期間・症例数に限らず引き続きデータを集積し、がん診療においてPHRなどを用いたデジタルモニタリングがデファクトスタンダードになる世の中を目指して結果を公表してまいります。

株式会社Welbyについて
Welbyは、2011年からPHRサービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象に、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用を行っています。生活習慣病、オンコロジー、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域においてPHRサービスを提供し、その実績を基に臨床研究におけるエビデンス創出を支援しています。
また、パートナー企業と連携し、PHR/PROの収集システムの開発・運用から、機器運用支援まで幅広く対応しています。今後は「PHRサービス事業協会」の活動を通じ、ステークホルダー間の協調を促進し、官民一体となってPHRの社会実装を加速させ、患者の医療課題解決に貢献してまいります。
社名:株式会社Welby(証券コード:4438)
代表者:代表取締役 比木武(ひき たける)/ 山本武(やまもと たける)
本社所在地:〒104‐0031 東京都中央区京橋一丁目11番1号 関電不動産八重洲ビル 4階
事業内容:患者向け治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用
URL:https://welby.jp/

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