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2024/11/22
プレスリリース

Welby、生活習慣病領域のPHRプラットフォーム「Welbyマイカルテ」に療養計画書作成機能を追加し、2025年1月より提供を開始 〜クリニック業務のデジタルを活用した効率化を提供し、開業医と地域住民の利便性向上に貢献〜

株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武・山本武、以下Welby)は、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)プラットフォーム「Welbyマイカルテ」を通じて、生活習慣病の治療におけるPHR活用をさらに強化し、院内業務である診療報酬請求に必要な療養計画書を効率的に作成できる機能を新たに追加することをお知らせいたします。
この機能により、医師の療養指導の効率が大幅に向上し、患者さんに精度の高いケアが可能となり一層の生活習慣改善指導の効率化に貢献できると考えております。

また本サービスに続き、2024年4月に子会社化したメディカルデータカード社が持つサービスとの連携により、更なる医療DXを推進し院内業務負担を軽減するサービスの提供を予定しています。提供に際しては、資本業務提携を行っている株式会社スズケン、中部電力株式会社とも連携して展開し、PHRによる生活習慣病管理を中心に、クリニック業務のDX化に関するサービスを推進していくことで、ケアに要する時間の拡大と医師・患者への支援を強化します。

療養計画書とは
療養計画書とは、慢性疾患の患者に対して、医師が患者の健康状態や生活習慣に基づいて治療の方針や目標を示す文書です。特に糖尿病などの疾患では、日常的な健康管理が治療効果に大きく影響するため、継続的なモニタリングが重要です。作成された療養計画書は、診療報酬請求の際に必要な書類としても機能し、医療の透明性と質の向上に寄与します。

【クリニック業務のDX化サービス第一弾:療養計画書作成機能の特長とは】

●PHRデータの有効活用:患者がWelbyマイカルテに入力した血糖値、食事、運動などの生活習慣に関するPHRデータを、医師はリアルタイムで確認できます。糖尿病治療などにおいては継続的な測定データの重要性が高く、継続的なモニタリングと治療方針の策定に必須なものとなります。
PHRデータの活用により、医師は患者の健康状態を把握し、個別の状況に応じた適切な療養計画を迅速に作成できるようになります。医師と患者の連携が強化され、治療の質が向上します。
●療養計画書作成機能:上記の治療データを活かし、医師と患者が合意した療養計画をもとに、診療報酬を請求する際に必要な「療養計画書」を作成できます。厚生労働省の定めた様式に則った書式でPDFとして出力可能で、これにより計画書作成の手間が大幅に削減されます。医師は診療報酬請求に必要な書類を迅速かつ正確に作成でき、業務効率が飛躍的に向上します。
●診療報酬請求の効率化:本機能により、医師は必要な書類を迅速に作成でき、診療報酬請求がスムーズに行えるようになります。これにより、診療現場での事務作業が効率化され、医師が診療にかける時間を増やせることが期待されます。

療養計画書作成機能のサービスの詳細
●販売開始時期:2025年1月頃
●価格:月額3000円
※本サービスの月額利用料金です。療養計画書作成機能以外の「Welbyマイカルテ」の基本機能については従来どおり無料提供となります。

療養計画書作成機能のイメージ
①療養計画書完成イメージ
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②療養計画書作成イメージ
<重点を置く領域と指導項目の設定>

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<アウトプットの画面確認>
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<患者アプリ側の目標管理・振り返り>
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本サービス提供に際しての代表取締役山本武のコメント
近年、患者の健康管理において、個人の健康情報を一元管理するPHRデータの重要性が高まっています。Welbyマイカルテを活用することで、患者の健康データを効率的に管理し、医療従事者との情報共有が可能になります。これにより、診療の質が向上し、より適切な医療サービスの提供または享受することができます。
また、マイナポータルとのデータ連携により、特定健診、薬歴、予防接種に関する情報も記録することができ、生活習慣病の管理指導においても効果的なアプローチが可能となります。
医療従事者はより多くの時間を患者との対話や指導に充てることができ、結果として患者の健康改善に繋がることが期待されます。私たちは、Welbyマイカルテを通じて、より良い医療環境の実現を目指しています。

今後の展望
Welbyは、高血圧や糖尿病など生活習慣病に関する紙で管理されている手帳のデジタル化を更に推進し、災害時などでも患者の治療情報を活用できる環境を構築を推進いたします。
他の慢性疾患治療におけるデータ活用をさらに推進し、医療現場における業務効率化を目指します。
加えて、クリニック業務のDX化を目指しながらも着手しきれていない開業医をサポートし、患者とケアに要する時間のいっそうの充実を図っていきます。

■「Welbyマイカルテ」について
「Welbyマイカルテ」は、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病患者さんやそれらの予防を行う方などの血圧・血糖値・運動・食事など、健康にかかわる自己管理をサポートします。
医師や看護師などの医療者や健康サービス提供者(保健事業者等)などにユーザーがデータを開示することで、医療者をはじめとする担当者がデータをモニタリングして療養指導やアドバイス等を提供、サポートするためのPHR(Personal Health Record)サービスです。

■医療者向けサイトはこちら:https://karte.welby.jp/medical/index.html
■一般の方、患者さん向けサイトはこちら:https://karte.welby.jp/

■ 株式会社Welbyについて
Welbyは、2011年からPHRサービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。 様々な疾患領域におけるPHRサービスの実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携し推進しています。 また、今後は「PHRサービス事業協会」の活動として、ステークホルダー間の協調を促進し、官民一体でPHRの社会実装を加速させ、患者の医療課題解決への貢献を目指しています。

社名: 株式会社Welby(証券コード:4438)
代表者: 代表取締役 比木武 / 山本武
本社所在地: 〒104‐0031 東京都中央区京橋一丁目11番1号 関電不動産八重洲ビル 4階
事業内容: 患者向け治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用
URL: https://welby.jp/

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