Welbyが『じぶんで血糖チェック』を支援リニューアル、 PHR基盤で血糖管理をスマートに進化
株式会社Welby(本社:東京都千代田区、代表取締役:比木 武、山本 武、以下「Welby」)は、PHR(Personal Health Record)サービス「Welbyマイカルテ」を支えるPHRデータポータビリティ基盤「WPDP(Welby PHR & Data-Potability Platform)」を活用し、日本生命保険相互会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:朝日智司、以下「日本生命」)が提供する「じぶんで血糖チェック(血糖変動チェックプラン)」のリニューアルを支援したことをお知らせいたします。
当サービスの新たなシステムでは、参加者のユーザビリティ向上に加え、個人による健康データの一元管理と行動変容支援を強化する機能を実装。血糖値の可視化だけでなく、日々の生活習慣の改善にもつながる体験型ヘルスケアサービスとして再構築されました。また、健康データは個人の同意に基づき医療者とも共有することができ、疾患治療において利用することもできるようになりました。
今後も日本生命と協力し患者中心医療の実現を目指してまいります。
■じぶんで血糖チェックの目的・概要・リニューアルポイント
じぶんで血糖チェックは、2021年度から日本生命が提供を開始している、血糖値に着目した生活習慣の改善及びヘルスリテラシー向上を目的としたサービスです。当サービスを利用することにより、空腹時血糖が正常や境界域にある方でも、一般的な健康診断や人間ドックなどでは測定できない食後高血糖等をチェックすることができます。
今回のリニューアルでは、①団体担当者向けの管理機能向上と、②参加者個人向けのUIの改善、③PHRと連動した参加者個人毎への健康情報の提供が可能となります。
【サービスの流れとリニューアルポイント】
①申し込み:
・団体・個人の申込者はWeb上で簡単に登録が可能
・個人の申込・進捗状況等はリアルタイムに管理者へ反映
②血糖モニタリング:
・FreeStyleリブレ2を活用し、血糖変動をモニタリング
・FreeStyleリブレ2との接続により、計測データが自動でマイカルテに反映
③振り返り:
・参加者は自分の血糖値変動や生活習慣データを日本生命が提供する血糖変動チェックプラン内で一元管理
・団体向けには、参加者状況を統計化したレポートを提供
■WPDP(Welby PHR&Data-Portability Platform)について
今回のリニューアルにあたり、Welbyが開発・提供するPHRデータポータビリティ基盤「WPDP(Welby PHR&Data-Portability Platform)」を通じて、ユーザーの健康データをより安全かつ柔軟に管理・連携できる環境が実現されました。
WPDPは、個人の健康情報を本人の同意に基づき多様な医療機関やサービスと接続可能にする仕組みであり、マイカルテとの連携を通じて、PHRの社会実装と価値向上を加速します。
■Welbyマイカルテについて
Welbyマイカルテは、生活習慣病・オンコロジー・自己免疫疾患など多領域に対応するPHRアプリで、血圧・血糖・体重・運動・睡眠などのデータを自動収集し、医療従事者や家族と共有可能な健康管理プラットフォームです。
今後は、CGMデバイスとの連携強化や予防介入との統合をさらに進めることで、生活者の行動変容を後押しし、より持続可能な健康支援モデルの構築を目指します。
Welbyでは、生活習慣病領域における未病・予防から治療・予後にわたるPHRの活用によって、個人が自ら健康管理に取り組むことをサポートしています。また、かかりつけ医ネットワークを活かして、患者が主体的に治療に参加し、より良い医療を受けられるよう支援することで『誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会』の実現を目指しています。
株式会社Welbyについて
Welbyは、2011年よりPHRサービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者を対象に、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用を行っています。生活習慣病、がん、自己免疫疾患、希少疾患など幅広い領域に展開し、PHRと連携した臨床研究や予防医療の高度化を支援しています。
社名:株式会社Welby(証券コード:4438)
代表者:比木 武、山本 武
所在地:東京都中央区京橋一丁目11番1号 関電不動産八重洲ビル 4階
事業内容:患者向け治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用
URL:https://welby.jp/