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2025/10/06
お知らせ

【イベントレポート】Welby、「Google for Health Japan Summit 2025」に登壇 ~PHRの社会実装とGoogle Health Connectを活用した新機能を紹介~

2025年9月12日(金)、Googleが主催する「Google for Health Japan Summit 2025」が開催され、株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木 武・山本 武)の代表取締役・山本 武が登壇し、PHR(Personal Health Record)の社会実装に向けた最新の取り組みを紹介しました。

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株式会社Welbyの取り組み
Welbyは「Empower the Patients」をミッションに掲げ、生活習慣病、がん、自己免疫疾患、希少疾患など幅広い疾患領域で医療で利用されるPHRソリューションを提供しています。現在、6,700件を超える医療機関と連携し、患者が自身の健康データを一元的に管理し医療者に共有できる仕組みを展開。その仕組みは保険者による重症化予防や受診勧奨にも活用が広がっています。

「Welbyマイカルテ」とGoogle Health Connectの連携強化
登壇では、同社の主力サービス「Welbyマイカルテ」の進化が発表されました。血圧・血糖・体重などの測定データに加え、Googleの「Health Connect」を通じて以下のデータを取得可能にする新機能が紹介されました。
・歩数
・活動中の消費カロリー
・体重・体脂肪
・距離
・血圧
・栄養素(2025年10月リリース予定)
特に「栄養素連携」機能では、食事記録において従来手入力が必要だったカロリー情報を自動入力できるようになるだけでなく、新たに1日の摂取栄養素を管理できるようになります。これにより、患者自身の行動変容を支援し、より効果的な健康管理が実現されます。

ユースケースと今後の展開
山本は、血圧データと塩分摂取量を組み合わせた診断や、消費カロリーと摂取カロリーの比較による生活習慣改善といったユースケースを紹介。さらに、がん領域を含む他の疾患分野への応用についても展望を語りました。

まとめ
今回の「Google for Health Japan Summit 2025」でWelbyが示したのは、PHRとGoogleの技術を組み合わせることで「患者が自ら健康管理に主体的に取り組む」未来です。PHRの社会実装が進むことで、医療サービスの効率化や効果的な介入を実現し、治療効果の向上や予防医療の推進につながることが期待されます。

株式会社Welbyについて
Welbyは、2011年からPHRサービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象に、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用を行っています。生活習慣病、オンコロジー、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域においてPHRサービスを提供し、その実績を基に臨床研究におけるエビデンス創出を支援しています。また、パートナー企業と連携し、PHR/PROの収集システムの開発・運用から、機器運用支援まで幅広く対応しています。今後は「PHRサービス事業協会」の活動を通じ、ステークホルダー間の協調を促進し、官民一体となってPHRの社会実装を加速させ、患者の医療課題解決に貢献してまいります。

社名:株式会社Welby(証券コード:4438)
代表者:代表取締役 比木武 / 山本武
所在地:〒104‐0031 東京都中央区京橋一丁目11番1号 関電不動産八重洲ビル 4階
URL:https://welby.jp/

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