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2025/10/03
プレスリリース

Welby、貝塚市と契約し「みなし健診」事業で 住民の特定健診受診率向上を推進 ~健診未受診者にも新たな受診機会を、生活習慣病の早期発見と重症化予防へ~

株式会社Welbyヘルスケアソリューションズ(代表取締役:比木武、東京都中央区、以下WHS)ならびに株式会社Welby(代表取締役:比木武・山本武、東京都中央区、以下Welby)は 、大阪府貝塚市(市長:酒井 了)と委託契約を締結し、国民健康保険に加入する40歳以上の市民を対象に、「みなし健診」サービスの提供を開始することをお知らせいたします。
この取り組みにより、日常的に医療機関を受診している市民も、通院時の検査結果を活用して特定健診を受診したものとして扱うことができ、受診率の向上と生活習慣病の早期発見・重症化予防を図ります。

貝塚市とは
大阪府南部に位置し、人口約8万人。豊かな自然と都市機能が調和するまちとして発展し、市民の健康寿命延伸を重点施策の一つに掲げています。
貝塚市国民健康保険では、被保険者の健康保持・増進と医療費の適正化を目的に、様々な保健事業を推進しています。中でも特定健康診査(特定健診)の受診率は、国の目標値である60%を下回っており、改善が急務となっています。

取り組みの背景
特定健診は、40~74歳の公的医療保険加入者全員を対象に生活習慣病の早期発見・予防を目的として実施されます。しかし、慢性疾患で定期通院している方の中には「通院しているから健診は不要」という意識があり、受診率の伸び悩みにつながっています。
貝塚市では、令和6年度開始の「第3期データヘルス計画」で受診率向上を重点課題に位置づけています。
特定健診の未受診者への効率的・効果的なアプローチとして導入するのが「みなし健診」です。これは、病院で定期的に検査を受けている人が、その検査結果を市に提出することで、特定健診を受けたとみなす仕組みです。通院先である「かかりつけ医」等が保有する診療情報が特定健診項目に相当する場合、本人同意のもとでその情報を提供いただき、特定健診受診率の向上を図ります。さらに、収集した情報は生活習慣病の重症化予防など保健事業にも活用します。

取り組み概要
今回の契約では、貝塚市健康福祉部健康推進課を窓口に、市内医療機関の協力を得て「みなし健診」を展開します。
みなし健診とは医療機関で実施された検査結果のうち、特定健診と同等の項目を活用し、健診を受診したものとみなす制度です。

取り組み詳細
- 特定健診の未受診者が「みなし健診」を受ける流れ -

1)案内を受け取る
貝塚市健康福祉部健康推進課から対象者へ案内と同意書が届きます。
2)通院・検査結果の確認
「かかりつけ医」で受診時より3か月以内の検査結果を確認します。
3)市が判定・登録
特定健康診査の基本健診項目すべてを満たす場合、特定健診受診者として登録されます。

これにより、追加で健診を受ける必要はなく、既存の検査結果を活用して受診済みとして扱われます。
案内開始は2025年9〜10月を予定し、契約締結後に市内医療機関への周知を進めます。

■Welby及びWHSについて
Welbyは、2011年からPHRサービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。提供するPHRサービスのひとつ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するクラウドサービスです。
WHSは、「Welbyマイカルテ」を中心に様々なステークホルダーとの協働を通じ、未病・予防を含む生活習慣病領域におけるPHR活用を推進してまいります。

社名:株式会社Welby(証券コード:4438)
代表者:代表取締役 比木武(ひき たける)/ 山本武(やまもと たける)
本社所在地:〒104‐0031 東京都中央区京橋一丁目11番1号 関電不動産八重洲ビル 4階
事業内容:患者向け治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用
URL:https://welby.jp/

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