Welby、PHR×フリースタイルリブレを活用した重症化予防事業を展開 ~医療・健診・保健指導をつなぐ新たなPHRプラットフォーム基盤を構築~
株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木 武・山本 武、以下「Welby」)は、パーソナル・ヘルス・レコード(PHR)とフリースタイルリブレを活用した重症化予防事業の展開を開始したことをお知らせいたします。
本取り組みは、アボットジャパン合同会社が展開する持続血糖モニタリング(CGM)システム「FreeStyleリブレ®」シリーズと、WelbyのPHRプラットフォーム「Welbyマイカルテ」、PHRソリューションの企画・開発・推進を行うグループ会社、株式会社Welbyヘルスケアソリューションズ(以下「WHS」)が自治体・保険者向けに提供する重症化予防事業を連携させるものです。医療・健診・保健指導をつなぐ新たなPHRプラットフォーム基盤の構築を目指し、生活習慣病予防および重症化対策の高度化に向けた事業展開を加速します。
■ 背景と目的
健康・医療データの利活用が進む中、血糖変動や生活習慣データを継続的に収集・分析し、行動変容につなげる取り組みが広がっています。
ターゲットとなる市場としては、1型・2型を含む糖尿病患者:約550万人(※1)、妊娠糖尿病患者:約6万人(※2)、糖尿病予備群:約2,000万人(※3)などです。
Welbyはこれまで、自治体や健康保険組合と連携し、PHRを活用した受診勧奨・重症化予防モデルを推進してきました。保健医療情報(健診・予防接種情報、レセプト・処方箋情報、電子カルテ・検査情報など)とライフログデータを統合した次世代型のPHRプラットフォーム基盤の構築を目指します。
■ 今後の展開
今後、健診代行業者等のパートナー企業と連携し、PHR×フリースタイルリブレを活用した保健指導・健診パッケージの実装、自治体・保険者向けモデル事業の実装及び医療機関への物販の展開等を加速していきます。
これにより、CGMデータを起点とした生活習慣病の重症化予防支援を加速させ、2026年度以降の社会実装を見据えた協働体制を構築していく予定です。
※1:令和5年(2023)「患者調査の概況」より糖尿病で現在治療を受けている患者の総数
※2:令和5年度(2023)の妊娠届出総数750,992人に対し、妊娠糖尿病の発症率7-9%
※3:令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」より「糖尿病が強く疑われる者」と「糖尿病の可能性を否定できない者」の合計
株式会社Welbyヘルスケアソリューションズについて
Welbyヘルスケアソリューションズは、PHRを活用した重症化予防・受診勧奨支援を提供し、保険者・医療機関・企業・自治体との連携を通じて健康行動の定着をサポートしています。
生活習慣病領域を中心に、個人の健康データを医療や予防に生かす仕組みの開発・提供を進めています。
会社概要
会社名:株式会社Welbyヘルスケアソリューションズ
所在地:東京都中央区京橋一丁目11番1号
代表者:代表取締役 比木 武
事業内容:PHRソリューションの企画・開発・推進
株式会社Welbyについて
株式会社Welbyは、生活習慣病・オンコロジー・自己免疫疾患など多領域に対応するPHRプラットフォーム「Welbyマイカルテ」を中心に、医療データの利活用を支援するソリューションを提供しています。
個人が自らの健康を把握し、行動変容につなげる社会の実現を目指しています。
会社概要
会社名:株式会社Welby
所在地:東京都中央区京橋一丁目11番1号
代表者:代表取締役 比木 武・山本 武
設立:2011年9月
事業内容:PHRプラットフォームの開発・運用
URL:https://www.welby.jp