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2018/08/01
プレスリリース

ウェルビー、デジタルガレージと資本業務提携し ブロックチェーンやAIを活用したPHRプラットフォームを構築へ 〜MITメディアラボ所長 伊藤穰一がウェルビーのアドバイザーに就任〜

病気と向き合う人々の健康管理を支援する株式会社ウェルビー(本社:東京都中央区、代表取締役:比木 武、以下「ウェルビー」)は、株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下「DG」)と資本業務提携し、個人が保有する健康・医療情報(Personal Health Record:以下「PHR」)のアグリゲーション事業を開始します。両社は、DG Labが研究開発を進めるブロックチェーンやAI(人工知能)等の最先端IT技術を活用したPHRサービスを共同開発します。

また、本提携の一環として、DG取締役 共同創業者でMITメディアラボ所長の伊藤 穰一がウェルビーのアドバイザーに就任します。「ブロックチェーン技術は、個人の健康データを扱うヘルスケア分野においてセキュリティ強化の要素となり、PHRで蓄積されていくデータを管理するうえで最適な技術だと考えます。また、集積された膨大なPHRのデータと医療現場でのアウトカムを、AIを用いて解析することで、さらなる医療の発展にも生かされると考えています」(DG取締役 共同創業者、MITメディアラボ所長の伊藤 穰一)。

ウェルビーは、PHRサービスを提供するリーディングカンパニーとして、慢性疾患の患者を対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。DGは、「DG Lab」を通じ、ブロックチェーン、AI、VR/AR、セキュリティ、バイオヘルスを重点分野とした次世代技術の開発を進めています。両社は今回の提携を通じ、ブロックチェーンやAI等の最先端技術によりPHRサービスの進化を図り、個人中心の健康・医療情報のプラットフォーム構築を目指します。

DGはこれまで、バイオメディカル事業推進室とDG LabのBioHealthチームで、本領域に関する事業開発を進めてきました。世界に先駆けて超高齢化が進展する日本の医療・介護課題へのソリューションとして、バイオテクノロジーやヘルスケア分野に注目が集まるなか、今回の提携を契機にDGは新事業、サービス創出を加速していきます。2018年9月より、バイオテクノロジーおよびヘルスケア領域でのスタートアップ育成とオープンイノベーションの推進を目的としたアクセラレータープログラム「Open Network Lab BioHealth」を開始します。ウェルビーはこのアクセラレータープログラムのパートナー企業として、スタートアップ企業へのメンタリング、事業ノウハウのレクチャーを行い、バイオテクノロジー・ヘルスケア領域での事業化を支援していきます。

さらに両社の共同開発により、予防医療や健康ポイントなどのサービス提供を見据え、ブロックチェーンとAI技術を基盤としたPHRプラットフォームの構築を計画しています。将来的には地方自治体、国保・健保、医療機関、介護事業者、薬局、保険会社・製薬会社、健康関連事業者らとPHRを連携させることで、個人を中心とした健康・医療情報のプラットフォーム構築を目指します。



「DGが提唱するブロックチェーンやAI技術を活用した新規事業創出にあたり、バイオテクノロジーやヘルスケアは重要性の高いキーワードと言えます。ウェルビーは、国内ではPHR分野におけるリーディングカンパニーとして、すでに医療現場での活用や製薬会社との取り組みを実践しており、その実績からヘルスケア分野における有力なパートナーであると考えています。DGグループが展開するバイオテクノロジー・ヘルスケア事業が今後、日本だけでなく、アジア、そして世界の医療発展の一助となることを強く願っています」(DG代表取締役 兼 社長執行役員グループCEOの林 郁)。

「PHRサービスのセキュリティ強化はユーザーにとっても最大の関心事のひとつです。DGのブロックチェーン技術を活用することで、より高いセキュリティが実現され、PHRの普及もさらに進むと考えます。今回のDGとの提携、伊藤穰一氏のアドバイザー就任が、本事業が更に加速していく契機となると考えています。両社の取り組みから生まれる新たなPHRの価値は、病気と向き合う患者さんや医療者の治療サポートにもつながると信じています」(ウェルビー 代表取締役の比木 武)。

【PHRについて】

Personal Health Recordの略で、個人が自らの健康に関する情報を、自己管理の下に収集・保存・活用する仕組み。

【DG Labについて】 https://www.dglab.com/

DGと株式会社カカクコム(東証一部 2371、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑 彰之介)、株式会社クレディセゾン(東証一部 8253、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:林野 宏)が共同で設立し、運営するオープンイノベーション型研究開発組織。

◇株式会社ウェルビーについて

ウェルビーは、2011年からPHR(Personal Health Record)サービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。提供するPHRサービスの一つ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、ウェルビーが運営するPHRサービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。また様々な疾患領域におけるPHRサービスの実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。ウェルビーは今後も「Empower the Patients」をビジョンに、患者さん中心の医療を実現すべく、日本のPHRサービスをリードしています。

●社名 : 株式会社ウェルビー

●代表者 : 代表取締役 比木 武(ひき たける)

●本社所在地 : 東京都中央区日本橋本町3-8-3 東硝ビル5階

●設立年月日 : 2011 年9月

●事業内容 : 患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用

●URL : https://welby.jp/

◇お問い合わせ窓口

●株式会社ウェルビー 広報担当:鈴木・豊島

●電話番号   : 03-6206-2937

●メールアドレス: pr@welby.jp

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